人格障害

□妄想性 □分裂病質 □分裂病型

□境界性 □演技性 □反社会性 □自己愛性

□依存性 □回避性 □強迫性





自己愛性人格障害  



[ 概論 ] [ 診断 ]


++ 自己愛人格障害の診断基準(DSM−4より要約) ++


誇大性(空想または行動における)、賞賛されたいという欲求、共感の欠如という広範なパターンで、成人期早期に始まり、さまざまな文脈で明らかになる。

以下のうち5つ(またはそれ以上)で診断される。


1)自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張
  し、十分な業績がないにもかかわらず、すぐれていると認
  められることを期待する)。

2)限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な恋
  の空想にとらわれている。

3)自分が「特別」であり、特異であり、他の特別なまたは地
  位の高い人たち(または団体)にしか理解されない、また
  は関係があるべきだ、と信じている。

4)過剰な賞賛を求める。

5)特権意識、つまり、特別有利な取り計らい、または自分の
  期待に自動的に従うことを理由もなく期待する。

6)対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目
  的を達成するために他者を利用する。

7)共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を理解しようとしな
  い、またはそれに気づこうとしない。

8)しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬してい
  ると思い込む。

9)尊大で傲慢な行動または態度。






++ index page ++

Copyright(C) 1999-, lulu, All rights reserved.